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Interview

最高の仲間たちと、
支え合い、高め合う。

大府工場コンプレッサ事業部 製造第二部 ダイカスト課 淺井さん 1996年3月修了
profile
現在の所属部署名 大府工場コンプレッサ事業部 製造第二部 ダイカスト課
役職名 工長
職種 製造(アルミダイカスト鋳造)
経歴 学園修了(1996年3月)→大府工場 鋳造事業部製造部鋳三課配属(1996年4月)→大府工場コンプレッサ事業部 製造第二部 ダイカスト課配属(2000年7月)
出身高校(学科) 島根県立益田工業高校(機械科)
高校時代の部活動 バスケットボール部
学園修了年月 1996年3月

現在の業務内容・担当業務

入社以来、アルミニウム合金を金型に射出成形して部品を作る、アルミダイカストの鋳造業務に携わってきました。作業者からスタートし、現在は工程を管理する立場を任されています。安全で働きやすい職場環境を維持するために、現場に潜む危険の芽を摘み取ることはもちろん、作業者が負担に感じていること、困っていることなどに配慮し、日々改善に取り組んでいます。現場の声を大切にしながら、より良い職場づくりを目指しています。

Q1.入学のきっかけは何ですか?

ここなら自分の可能性を広げられるかもしれない

就職活動中、なかなか進路を決められずにいたところ、進路指導の先生から学園を勧められました。当初は、求人そのものがなかったのですが、人事部に学校の卒業生がいたこともあり、問い合わせて紹介していただけたのです。

会社や職種のこと、そして学園のことも最初はよく分かっていませんでした。調べるうちに、ここなら自分の可能性を広げられるかもしれない、と次第に興味を持つようになりました。

豊田自動織機技能専修学園に入学してよかったと思うこと

地方出身者が多く、同じ境遇の仲間と出会えたことはとても心強かったです。約1年間、給料を貰いながら、実践的な技能や知識を学べるのは非常に恵まれた環境だと感じます。

特に、指導員の方々からモノづくりの心構えを学べたことは大きな財産です。また寮生活を通じ、協調性も養うことができました。苦楽を共にした同期とは、部署は違えど、今でも良い関係が続いています。

入学のきっかけ

Q2.記憶に残っている授業や実習・できごととその理由

記憶に残っている授業や実習・できごととその理由

厳しいながらも温かい指導は今でも私の指針

実習での技能訓練、中でもやすりや弓鋸を使った加工が印象に残っています。決して器用なほうではありませんでしたが、手を動かしてモノを作る楽しさを実感しました。当時の担当指導員には、本当にお世話になりました。

卒業後のリーマンショックの際には、「今こそ、自分の技術を磨く時だ」と背中を押され、技能検定の治工具仕上げに挑戦するきっかけにもなりました。厳しいながらも温かい指導は今でも私の指針となっています。

入学してみてご自身の心境の変化や学びを経て何か活かされたことはありますか?

時間に対する意識が大きく変わりました。田舎育ちで、時間にルーズなところもありましたが、学園生活を通じて時間を厳守することの大切さを学びました。「“5分前行動“を徹底し、心と身体の準備を整える」習慣が身につきましたね。

さらに集団生活では、自分の行動が周囲に影響を与えます。一人の遅刻が、皆に迷惑をかけるのです。この経験から、常に周囲を意識し責任感を持って行動するようになりました。

Q3.仕事のやりがいや好きなところは何ですか?

「仲間の大切さ」を学べたことが、何よりも大きな財産

「自分たちが製造した製品が、自動車に搭載され、快適な車内空間を生み出すことに貢献している」と実感できることに、大きなやりがいを感じます。

また、職場の仲間や関係部署と協力し、工程改善や原価改善活動に取り組み、成果が出た時の達成感は格別です。仕事は決して一人ではできません。多くの人と協力し、助け合いながら、目標に向かって進んでいく、その過程にこそ、仕事の面白さがあると感じています。

学園生活で学んだことが現在の業務にどう活かされているか

業務で役立っていることはもちろんですが、それ以上に、「仲間の大切さ」を学べたことが、何よりも大きな財産です。一人では達成困難なことも、仲間と力を合わせれば、乗り越えられる。学園生活で培った協調性は社会人となった今、さまざまな場面で活かされています。

共に働く仲間、そして関係部署と円滑なコミュニケーションを図り、協力し合うことがよりよい仕事への近道だと考えます。

仕事のやりがいや好きなところ

Q4.これまでの会社生活での苦労と克服した時のエピソード

これまでの会社生活での苦労と克服した時のエピソード

円滑な人間関係を築くためには、
コミュニケーションが何よりも重要

忙しい部署での業務が多く、常に効率化を求められてきました。どうすればもっと効率よく作業できるかを日々模索し、学園で学んだ技能を活かし、道具を使った改善に取り組んだこともあります。

もちろん、わがままを言って、上司や先輩を困らせてしまったこともあるでしょう。それでも諦めずに、自分のアイデアを形にし、周囲から認められた時は本当にうれしかったですね。粘り強く挑戦することの大切さを学びました。

仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

「連携」、つまり、コミュニケーションを大切にしています。仕事は一人では完結しません。職場の仲間はもちろん、前後の工程、そして間接部署との緊密な連携が不可欠です。学園時代の寮生活は、まさにこの「連携」の基礎を学ぶ場でした。

異なる価値観を持つ仲間と、円滑な人間関係を築くためには、コミュニケーションが何よりも重要です。この学びは、社会人となった今でも私の仕事の土台となっています。

Q5.これからのビジョンを教えてください。

先輩が私にしてくれたように、
今度は私が後輩を支える番。

私をここまで育ててくれた会社、上司、先輩、同僚、そして後輩に、恩返しをしたいです。過去には、わがままを言って周囲を困らせたこともありました。でも今は、当時の自分のように悩んでいる後輩がいれば、親身になって話を聞き、一緒に解決策を考えたいと思っています。

かつて、先輩が私にしてくれたように、今度は私が後輩を支える番。仲間意識を大切にし、会社に来ることが少しでも楽しいと思えるような、そんな職場環境を創っていきたいですね。

これからのビジョン

豊田自動織機技能専修学園を
志す後輩へメッセージ

社会に出れば、楽しいことばかりではありません。時には壁にぶつかり、悩み、苦しむこともあるでしょう。そんな時こそ、仲間の存在が大きな支えとなります。学園は技術や知識だけでなく、同じ境遇のかけがえのない仲間との絆を育む場です。仲間と助け合い、切磋琢磨する、充実した1年間は、皆さんの人生の糧となるはずです。

楽しい会社生活を送るための準備として、学園生同士助け合って過ごす1年を選択するのも「アリ」だと思います。

淺井さん

1日のスケジュール Daily
Schedule

  • 6:00

    起床

  • 7:00

    出勤

  • 8:00

    始業(メールなど確認)

  • 9:00

    打ち合わせ・現場視察(対話)・データ管理

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    打ち合わせ・現場視察(対話)・データ管理

  • 17:00

    終業(残業の場合もあり)

  • 17:30

    退勤

  • 20:00

    帰宅・夕食・入浴

  • 21:00

    自由時間

  • 23:00

    就寝