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Interview

「モノづくり」で、
どこまでも成長できる。

長草工場自動車事業部 品質保証部 川本さん 1996年2月修了
profile
現在の所属部署名 長草工場自動車事業部 品質保証部
役職名 部長
職種 品質管理
経歴 学園修了(1996年2月)→人事部人材開発室配属(同4月)→豊田工業大学国内留学(1997年4月)→長草工場技術部設計第一室配属(2001年6月)→WL(2011年1月)→GM(2013年1月)→室長(2020年1月)→長草工場品質保証部部長(2023年6月)
出身高校(学科) 愛知県立愛知工業高校(機械科)
高校時代の部活動 特になし(機械科科長を担う)
学園修了年月 1996年2月

現在の業務内容・担当業務

現在は、工場で製造するクルマの完成検査、品質管理、そして品質保証を統括しています。異動当初は経験も浅くまさに勉強の日々でしたが、多くの仲間に支えられて今では品質保証の責任者として日々業務に取り組んでいます。

Q1.入学のきっかけは何ですか?

学友たちが、トヨタ自動車をはじめ各界の第一線で
活躍する姿は、私にとっても大きな誇り

学校に届いた求人票の中で、最初に目についたのが豊田自動織機でした。父の影響で、幼い頃から車が好きだったこともあり、自動車関連部品を製造している点に興味を持ちました。

また、当時信頼していた先生から「良い会社だよ」と後押しされたことも大きかったですね。

豊田自動織機技能専修学園に入学してよかったと思うこと

多くの仲間とめぐりあえたことです。また、自分で稼ぎながら学ぶこと、寮生活を通じて仲間と助け合い、時にはぶつかり合いながら生活を共にすることで、社会人としての自立心が芽生えましたことも収穫ですね。

さらに学園で努力を続けた結果、豊田工業大学への進学という新たな道も開けました。学友たちが、トヨタ自動車をはじめ各界の第一線で活躍する姿は、私にとっても大きな誇りです。

入学のきっかけ

Q2.記憶に残っている授業や実習・できごととその理由

記憶に残っている授業や実習・できごととその理由

真冬の五十鈴川に入った厳しい研修も、
今となっては良い思い出

最も印象深い研修は手仕上げ実習です。機械加工が不得手な中、やすりで100分の1mmの精度を出すべく日々鍛錬しました。手のひらのマメの痛みに耐えながら練習を重ねるごとに自身の感覚が研ぎ澄まされ、確かな上達を実感できたことは忘れられません。

真冬の五十鈴川に入った厳しい研修も、今となっては良い思い出です。

入学してみてご自身の心境の変化や学びを経て何か活かされたことはありますか?

強いて言うなら、少しは組織運営の役に立てるようになってきた、といったところでしょうか。とはいえ、まだまだ力不足を痛感する日々です。これからも皆さんのご期待に応えられるよう、努力を重ねるのみです。

Q3.仕事のやりがいや好きなところは何ですか?

責務を全うすることに
大きなやりがいを見出しています。

今も昔も変わらず、好きな車づくりに携われていることです。特に、品質保証部は、開発から生産技術、製造、検査まで車づくりのすべての工程に携われるのが魅力です。

そして何より現場に近いことでしょうか。現場の声を直接吸い上げ、課題解決に反映することがより良い車づくりに直結すると信じ、責務を全うすることに大きなやりがいを見出しています。

学園生活で学んだことが現在の業務にどう活かされているか

モノづくりに関する幅広い知識を学んだおかげで、どのような業務においても基本的な理解に苦労することはありません。

また、学園での訓練をきっかけにランニングの楽しさに目覚め、現在も趣味として続けております。体力には自信がありますし、今でも会社の駅伝大会には熱が入りますね。

仕事のやりがいや好きなところ

Q4.これまでの会社生活での苦労と克服した時のエピソード

これまでの会社生活での苦労と克服した時のエピソード

「正論」を振りかざすのではなく、
自分の意思を信じて決断するよう心がけています。

開発を担当していた頃は、多くの新機構や新機能の設計に挑戦してきました。当時のチーフエンジニアと、技術論で大げんかしたことも、今となっては良い思い出です。

意地を張ったせいで、たくさん失敗し、多くの人に迷惑をかけましたが、その度に周りの方々に助けていただきました。今、品質保証を担当しているのは、これまでの経験を活かして今度は私が、誰かを助ける番だということなのかもしれません。

仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

自分以外の誰かのためになることを真剣に、情熱を持って取り組んでいます。「正論」を振りかざすのではなく、自分の意思を信じて決断するよう心がけています。どんな決断にも100%の賛成はあり得ません。

反対意見も当然あるでしょうから、信念を持ってやり抜くことは本当に難しい。だからこそ、やりがいがあると思っています。

Q5.これからのビジョンを教えてください。

旺盛な好奇心は今なお健在で、
仕事と私生活双方で挑戦したいことが数多くあります。

旺盛な好奇心は今なお健在で、仕事と私生活双方で挑戦したいことが数多くあります。車づくりにおいては、さらに学びを深めたいという気持ちも強く、今後は未経験の部署や多くの工場を経験していきたいですね。近年、存在感を増す中国の自動車メーカーにも注目しています。

私生活では学園時代に出会ったスノーボードに、より真剣に取り組みたいと考えています。

これからのビジョン

#特別編 
豊田工業大学を目指そうと決意した理由

これまでの会社生活での苦労と克服した時のエピソード

それでも私は挑戦を選び、現状を打破し、
自分を高めたいとの強い思いが背中を押した

私が進学を決意したのは、学園修了後の進路説明会がきっかけです。とはいえ、合格には土日も返上し、一年間、一心に学びを深めねばなりません。正直、厳しい道のりになることは明らかだったので、躊躇もありました。

それでも私は挑戦を選び、現状を打破し、自分を高めたいとの強い思いが背中を押したのです。

豊田工業大学でのできごと

レベルの高い大学で「留年したら退社」という条件もあり、苦労の連続でした。苦しい日々でしたが、他企業の派遣学生や新卒生との交流は、私にとって大きな財産です。

学園祭ではステージイベントの企画と司会を担い、人前で話す度胸がつきました。自動車部での活動でクルマの構造への理解も深まり、今の仕事に繋がっています。

豊田自動織機技能専修学園を
志す後輩へメッセージ

自分の頑張り次第で、可能性をどこまでも広げられるのが、豊田自動織機技能専修学園の魅力です。現場経験豊富な指導員、充実した施設、そして、人を成長させるための、洗練されたプログラム、これらすべてが揃っています。

もちろん、あなた自身の努力は必要ですし、新しい環境に踏み出すには勇気もいるでしょう。しかし、真剣に取り組めば間違いなくあなたの人生は豊かになります。皆さんの選択肢の中に、「学園」が加わることを心から願っています。

川本さん

1日のスケジュール Daily
Schedule

  • 5:30

    起床

  • 6:00

    出勤

  • 6:30

    始業(メール、スケジュール、部の指標確認)

  • 7:00

    執務

  • 8:00

    部内ミーティング

  • 8:30

    事業部ミーティング

  • 9:00

    打ち合わせ

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    執務(承認処理)

  • 14:00

    現場確認

    検査工程の確認と監査対象工場の状況把握のため、1時間ほど現地を見て回る。
    時間や工程は日によって変動。

  • 15:00

    休憩

  • 15:30

    打ち合わせ

  • 18:00

    執務(承認処理)

  • 19:00

    退勤

  • 20:00

    ランニング

  • 20:30

    入浴

  • 21:00

    夕食

  • 22:00

    自由時間

  • 23:00

    就寝