班対抗駅伝に想いを懸けて 繋ぐ仲間の絆

三川さん(三重県立松阪工業高等学校卒業)
左から 髙瀬さん 三川さん 三輪さん
技能専修学園、第44期生の三川です。
私は、班対抗学園駅伝を通じて仲間の大切さを改めて実感しました。
大会本番では、班の順位が準優勝、個人タイムでも2位と結果を残すことができましたが、そこに至るまでの練習も、大会当時も決して楽ではありませんでした。苦しさ、不安から諦めかける瞬間も何度もありました。しかし、周りには最高の仲間がいました。
班の仲間で「寮の隣にある、あいち健康の森公園で練習しよう」と話し合った際、女性メンバーは男性寮とは別の市に住んでいるのにも関わらず、練習に参加してくれました。
また、競い合い、お互いを高め合ったライバル。練習のコツを惜しみなく教えてくれる指導員。そんな仲間たちに支えられ、「もっと頑張りたい」「まだやれる」と自分を奮い立たせることができたのです。

そして迎えた駅伝大会当日。走り終えた後も汗を流しながら、橋の上や苦しい坂道まで来て応援してくれる班の仲間たちから聞こえてきた励ましの声。敵味方関係なく応援してくれる他班の仲間たち。その一体感、本気で取り組む彼らの姿に、「豊田自動織機 技能専修学園」としての結束と全力を感じました。この最高の雰囲気があったからこそ、自分も全力を出し切り、良いタイムを残せたのだと思います。
駅伝を通じて多くの人から褒め言葉をもらい、深い感謝の気持ちでいっぱいです。自分がここまでやり遂げられたのは、何よりも全力で取り組む仲間たちがいたから。それが自分にとって一番の原動力でした。本当にありがとうございます。
この経験を胸に、残りの学園生活もどんな困難があろうとも全力で取り組み、助け合い励まし合いながら絆をさらに深めます。そして12月の愛知県事業内職業訓練生駅伝大会では、今度は自分が仲間を引っ張り、切磋琢磨して最高のチームを作りたいと思います。
そして、目指すは優勝。1位をつかみ取ります!





