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Interview

学びと挑戦が
未来を創る力になる。

東浦工場繊維機械事業部 製造部製造課 浦上組 浦上さん 2002年2月修了
profile
現在の所属部署名 東浦工場繊維機械事業部 製造部製造課 浦上組
役職名 組長
職種 製造
経歴 学園修了(2002年2月)→刈谷工場繊維機械事業部生産部製造課配属→生産管理部生産管理G人材育成室TPS道場配属(2020年1月)→ 刈谷工場繊維機械事業部製造部製造課配属(2021年1月)
出身高校(学科) 愛知県立名南工業高校(機械科)
高校時代の部活動 ハンドボール部
学園修了年月 2002年2月

現在の業務内容・担当業務

エアージェット織機に使われる部品を生産する職場の組長として管理業務を担当しています。エアージェット織機は、繊維機械事業部の主力製品です。安全を第一に考え、メンバーへの作業指示、日々の生産状況や進捗の確認、作業改善などに従事しています。さまざまな設備を取り扱うため、設備トラブルや品質異常への対応も求められます。問題発生時には迅速に関係部署と情報を共有。職場全体を円滑に運営するとともに、メンバーが多様な問題を解決できるよう、人材育成にも力を注いでいます。

Q1.入学のきっかけは何ですか?

「大変な仕事だけどやりがいがある」と
活き活きと語る父の姿

幼い頃からプラモデルや折り紙など、モノづくりが好きでした。製造業に従事する父の背中を見ていたことも影響しているのかもしれません。「大変な仕事だけどやりがいがある」と活き活きと語る父の姿が印象に目に焼き付いています。

高校卒業時、進路に悩んでいた私に、先生や卒業生が学園の存在を教えてくれました。多くのことに挑戦したい私にとって、幅広い分野を学べる学園は「自身の可能性を広げられる環境」だと感じたのが入学のきっかけです。

豊田自動織機技能専修学園に入学してよかったと思うこと

寮生活や慣れない学園生活には当初不安もありましたが、苦楽を共にした同期の仲間の存在はかけがえのない財産となっています。今でも職場やプライベートで顔を合わせれば、思い出話で盛り上がれますし、仕事で困ったことがあれば相談でき、助け合える心強いパートナーです。

また、学園の先輩・後輩とも「学園出身」という共通の話題で親睦を深めることができ、幅広い人脈形成に繋がっています。学園で築いた深い繋がりは、社会人となった現在も私の大きな支えとなっています。

入学のきっかけ

Q2.記憶に残っている授業や実習・できごととその理由

記憶に残っている授業や実習・できごととその理由

だんだん構成や伝え方のコツを掴めるようになり、
自身の成長を実感しました。

毎朝、順番制で行っていた「1分間スピーチ」が強く記憶に残っています。人前で話すことが苦手だった私は、毎回、心臓が飛び出しそうなほど緊張していたものです。限られた時間内でテーマを決め、思いを伝えることはとても難しく、話のネタ探しにも苦労しました。

話が上手い人のスピーチを参考に回数を重ねるうち、だんだん構成や伝え方のコツを掴めるようになり、自身の成長を実感しました。相手に分かりやすく伝えることの大切さを学ぶ貴重な機会でもあり、社会人となった今も、自身の大きな糧となっています。

入学してみてご自身の心境の変化や学びを経て何か活かされたことはありますか?

グループ生活で「コミュニケーションの大切さ」を学びました。気の合う友人とばかり過ごしていた入学前とは違い、学園ではいろいろな人と生活を共にします。時には苦手な人と接することも。ただ積極的にコミュニケーションを取ることで、徐々に距離が縮まり、いつしか苦手意識は消えていました。

どんな相手に対しても、まずは自分から心を開くことの大切さを知り、挨拶から始まる日々のコミュニケーションを大事にし、良好な人間関係の構築に努めています。

Q3.仕事のやりがいや好きなところは何ですか?

メンバー一人ひとりが成長していく姿を見られることも、
この仕事の醍醐味

手がけた製品が、世の中で役立っている姿を目にすることに大きなやりがいを感じます。また、チーム一丸となって目標に向かい、困難な課題を乗り越えていくプロセスも私にとって仕事への大きな原動力となっています。

試行錯誤を繰り返す中で、メンバー一人ひとりが成長していく姿を見られることも、この仕事の醍醐味です。「できなかったことができるようになる」、その瞬間に立ち会えることに、大きな喜びを感じています。

学園生活で学んだことが現在の業務にどう活かされているか

職場では加工や設備、品質まで幅広い知見や知識が求められます。「学園の時に聞いた言葉だ」「実習で見たことがある」という経験は、新たな業務に取り組む上で大きなアドバンテージになっていると感じます。

前知識があることで、初めてのことでもスムーズに理解でき、要領よく作業を進められることが大きいですね。学園での学びが、実践の場で活きていることを日々実感しています。

仕事のやりがいや好きなところ

Q4.これまでの会社生活での苦労と克服した時のエピソード

これまでの会社生活での苦労と克服した時のエピソード

教えることは、自分自身の学びでもある

業務で作業に当たっていた頃、仕事の教え方や伝え方が原因で、品質不良に繋がったことがあります。自分の意図が相手に正確に伝わらず、認識のズレが生じてしまいました。この苦い経験から、教えた後には必ずフォローすることを徹底しています。

相手が正しく理解し、作業できているかを確認し、必要に応じて再度説明します。この心がけによって、作業ミスが減り、自身の安心感にも繋がりました。教えることは、自分自身の学びでもあると思っています。

仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

「報連相」を実践すること。「報連相」を行う事でメンバーの作業進捗状況を把握することができ、トラブルが発生した際にもスムーズな対応ができるようになります。また困りごとが生じた際にも自分一人で悩まず上司へ報告・連絡・相談することで、解決につながることも少なくありません。

メンバーからいつでも気軽に「報連相」が行ってもらえるよう日ごろのコミュニケーションを大切にし、オープンに接するようにして信頼関係を築いています。

Q5.これからのビジョンを教えてください。

子育てが一段落したら、ゆっくりと旅行も楽しみたい

入社23年目を迎え、会社人生の折り返し地点を過ぎましたが、学ぶべきことはまだ多くあります。自身のさらなる成長はもちろん、これまで培ってきた知識や経験を職場のメンバーに伝えていきたいと考えています。人材育成に注力し、職場全体のレベルアップに貢献することが目標です。

私生活では健康第一で過ごし、社会に羽ばたく子どもたちの成長をしっかりと見守りたいです。子育てが一段落したら、ゆっくりと旅行も楽しみたいですね。

これからのビジョン

豊田自動織機技能専修学園を
志す後輩へメッセージ

親元を離れ、不安もあるでしょう。11か月は長いようですが、過ぎてしまえばあっという間です。限られた人だけが手にできるこの貴重な経験は、将来、皆さんを支える大きな力となるはずです。

同じ境遇の仲間と支え合い、成長できる環境が待っています。このチャンスを、ぜひ前向きにつかみ取ってください!

浦上さん

1日のスケジュール Daily
Schedule

  • 5:30

    起床

  • 6:00

    出勤準備

  • 8:00

    始業

  • 8:30

    日常業務

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    日常業務

  • 17:00

    残業

  • 18:30

    退勤

  • 20:00

    自由時間

  • 22:30

    就寝